「休む」とは何でしょうか。
メンタルヘルスの不調によって、仕事を一時的に休む、「休職」をする人がいます医師や友人からも、「ゆっくり休みなよ」というアドバイスも受けることもあるでしょう。
しかし「休む」とは何でしょうか?
何をすると「休む」になるのでしょうか?
うつや不安を治すための「休む」とは何でしょうか?
ただ寝てればいいだけ?
休むに、2つのパターンがあります。
休息は一般的に、身体を動かさない休み方を意味します。
一番典型的な例が、寝ることです。どのような病気でもそうですが、まずは心地よく眠ることが、一番の薬です。全く眠れてない状態で、運動やカウンセリング、認知行動療法などを行っても、頭が疲れてしまうだけで逆効果かもしれません。
うつになりたての時期や休職したての時期は、まずお薬を飲んで、少しでも心地よい休息(睡眠)に徹することが大切です。
この休み方は、身体を動かす休み方です。
例えば、少し散歩をしたり、おしゃべりをしたり、買い物に行ったり、料理をしたり、テレビや本を読んだりなどです。
気分転換になるような行動であれば、何でもOKです。
「ただ遊んでいるだけでは?」と誤解してしまう人もいるかもしれませんが、メンタルヘルスに不調をきたした方にとっては、とても大切な治療です。
上で書いた「休息」が段々とできるようになったら、積極的回復を試してみましょう。
特に、うつ病になった人は、この2つの休み方をバランス良く行うことが大切でしょう。当院の集団認知行動療法では、「どうやったらもっと上手に休息や積極的回復ができるようになるのか」を考えたり、話し合ったりしています。
「1度参加してみて、様子を見てから継続するか考えよう」という方も歓迎しております。
うつ病となるかたは一般的には責任感が強い、真面目であるという特徴があります。
したがってうつ病となっても、あまり休もうとせずに、むしろがんばってしまい、うつ病となると作業効率が低下したりしていますために、仕事などがうまくできないのですが、余計に罪悪感などを感じてしてしまいます。
まずは休養することが大事であり、家族としては休むことをすすめていただきたいと思います
休むこと。休んでほしいと家族としては本人につげること、このことが大事でしょう。
医師により休職を要すると判断されたならば、家族も休職をすすめるよう、本人にはつたえることが大事です。
休職となれば「休むための」環境を整えることが大事です。

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